目次
1.心機能の強化
適度なジョギングを続けると、心臓のポンプ機能が高まって一回で送れる血液量が増えて、心拍数も少なくて済むようになる。ただし、過度な強度のランニングは心臓に負担がかかるので気を付ける必要がある。
2.最大酸素摂取量の増加
加齢でミトコンドリアは低下するが、 ジョギングをすると細胞内のミトコンドリアが増えて、最大酸素摂取量も増える。
3.体温調節機能の強化
高温多湿の気候時に運動をすると血液が多く皮膚に回り汗となって身体を冷やします。毎日のようにジョギングをすると血液量が増えて皮膚に多くの血液を送れるので身体をより冷やすことができるようになる。
4.動脈硬化の予防
コレステロールは細胞膜や性ホルモンの材料で人には必要なものですが、多いと動脈硬化の原因になります。そのコレステロールを回収する役目の善玉コレステロールは適度なジョギング等の運動を行うことによって増えるため動脈硬化の予防になる。
5.血糖値の低下
運動時のエネルギーは、糖と脂肪が使われますが、走ることによってグリコーゲンが消費された分は食事をしたときに糖は筋肉に補填されるため、血糖値は上がりにくくなるとのこと。またジョギングによって筋肉に糖を貯蔵する量も増えるので血糖値を下げることが期待できる。
6.認知症の予防
認知症は運動不足の方の発症率が高く、走ることで脳の海馬容量の減少を抑えることができる。
なお、今回の内容は下記の本を参考にまとめた内容になります。