仕事でやる気の出る7つの習慣

脳神経外科医が教える!「疲れない脳」のつくり方 という本を読んだ中で脳の視点からやる気の出る内容が何点か紹介されていました。
その中で実際に私も共感できる内容をまとめてみたので紹介いたします。

目次

 1.仕事は簡単な内容から始める

 仕事で最初に手を付けるとき、難しい内容から始めても手が進まないとやる気が起きないので簡単な内容をこなしていってから難しい内容に取り組んだほうがやる気が上がります。(学生時の試験でも分かる問題から解くことで安心する状況と同じかと思います。)

 2.懸念点はなるべく早く片付ける

 仕事をしていると懸念点がある状態で仕事をしていても、ずっと頭にその情報がよぎって集中出来ません。せめてそのような状態は自分がボールを持った状態にはせず、他人にアクションすることで返答待ち状態に出来たり、解決するならば直ぐに行動して自分がボールを持った状態から離れましょう。そうすることで次の仕事にも手がつけやすくなります。

 3.何事も完璧にしようとしない

 仕事で完璧にこなそうとすると時間がかかります。また時間をかけた割に業務への良い影響は少ないので、まずは60%くらいのプロトタイプを作るように直ぐに対応しましょう。そのプロトタイプを上司やメンバーから意見をもらって、修正して仕上げていけばよいのかと思います。

 4.一度に色々な作業をしない

 色々な作業を同時にこなすマルチタスクは、効率がよいように思えますが、一つ一つの集中力が下がるので一つの業務を片付けて次の業務に移るようにしましょう。どうしても終わらないならば、続きから出来るようにメモ等をして続きから取り組めるようにしたらよいかと思います。

 5.事前に準備をする

 打合せでも事前に準備をするように、仕事を始める前にも事前に準備をしたら取り組みやすいかと思います。その事前に準備をするというのは前日に日報を書いて翌日に何をしたらよいかをまとめておけば直ぐに手が付けられるようになります。言わば明日の仕事をしおりとしてブックマークするようなイメージです。具体的には、日報等を退社する前に翌日にする内容をメモしておくのがおすすめです。

 6.仕事のルーチンワークを作る

 脳は行動をおこすことで、作業興奮を起こし脳が活性していきます。これを利用して仕事を始める前のルーチンワークを決めておけば仕事の取り組みやすくなります。例えば、仕事を始める前にコーヒーを飲む、今日行う予定をまとめる等があると思うので自分に合った内容を実践していきましょう。

 7.あいまいな事象や課題を具体化、明確化する

 あいまいな事象や課題は行動を起こそうとしても手掛かりが少なく直ぐに行動が起こせません。そのため、まずは具体的に行動ができるレベルまで作業内容を落とし込み何を進めていけばよいか分かる状態にしましょう。そうすれば、作業をいつまでに出来るかのスケジュールも引けるようになり仕事を進めやすくなります。


  最後にまとめ 

 基本的に仕事の進め方はテンプレートのように決まった手順で進めて問題ない状態に落とし込めれば、対応する内容が明確にもなりやる気が起きて進められるのだと思います。