自己啓発本をよく本屋で立ち読するのですが、書いていることはだいたいが同じ内容だなと最近よく思います。その書いている内容も 習慣化することが大半だと私は感じます。というのを 「習慣が10割」という本を読んでいて改めて考えさせられたので、その本に書かれている習慣づけの方法と私の考えをまとめます。
目次
習慣として続ける意識
「習慣が10割」 の本では習慣として続けるのに下記を意識するように書かれています。
①目的意識を持つ
②ハードルを下げてでも続ける
③ポジティブに考える
①目的意識を持つ
この目的意識がないと、何故このことを行っているのかということが分からなくなるのでまず意識をすることが必要とのこと。そして、その目的とする目標に向かって現在どれくらい離れているかの現在位置を意識する必要があります。
②ハードルを下げてでも続ける
すごく単純ですがいきなり高いハードルだと難しいと感じて、「不快」に思います。そうすると続けることが出来ないので一つ一つクリアすることで「快」という楽しいという感情を持続させるために必要です。
③ポジティブに考える
マイナスの感情の状態だと、楽しくないと感じれば「回避反応」から続けたくなくなります。そのため、行動や表情、言葉からもポジティブなことを行うようにします。
習慣化の仕組み作り
また 「習慣が10割」 には下記のことを行い、習慣化する仕組みを作ることが書かれていました。他にも色々あったのですが、一部だけ抜粋
① 時間と場所を決める
② 他人をまきこむ
①時間と場所を決める
この内容は、同じ時間に同じ場所で同じことをするという ルーティンワーク化することです。これは人それぞれ好きなタイミングがあると思いますが、私も実際に朝同じ時間に起きて、同じ行動を繰り返すようにしています。そうすると、同じリズムで生活ができるので朝から活動的に行動ができるようになります。
②他人をまきこむ
これは他人に宣言することで自分だけではなく他人にも監視されている状態を作ることになります。私の場合も、駅伝に出ることを職場に宣言しそこからジョギングを始めて習慣にできるようにしました。あとは、目標をもつというのも自分の意識を強めるためにはよいかと思います。
続かない理由
この本では、続かない理由は下記と書いています。(一部まとめてます)
①安楽の欲求
②楽しいと感じるかどうか
①安楽の欲求
人間は「楽して生きたい」という欲求があり、その欲求と「充実して生きたい」という欲求がぶつかり楽して生きたいという欲求が強ければ習慣が続きません。また「楽して生きたい」という考えには、他者に依存しているのでこれから脱却するには自分で考えて行動する自立した意志が必要とのことです。
私の意見としては、その自立には将来どうなっていたいかを考えれば自ずと自立していく意志が作られるかと思います。
②楽しいと感じるかどうか
習慣として続ける意識でも書きましたが、「不快」と思うことは回避反応を起こしてしまいます。そのため、楽しくない行動はしたくなくなるので自分がゲーム感覚で楽しめる内容や範囲で行ったり、そのように努力する方向にもっていくのがよいかと思います。
上記が「習慣が10割」に書かれていた内容の抜粋からの紹介です。
まとめ (自己啓発本系統の私の意見)
この手の本は、一見当たり前のことが書いているように思えてスラスラ読めます。ただ、自己啓発本は読むよりも、直ぐにそのまま実行するかが問題です。実際、この類の本を読んでも実行に移せている人は少ないのではないでしょうか。その割に自己啓発本を読んで満足するだけであれば、本屋で立ち読みレベルでもよいので一つだけでも覚えて帰って実行するほうが私は効果的と感じます。
私は自己啓発本の系統の本を読むのは好きなほうがですが、もう大体書いていることは似たりよったりだと思ってます。今回紹介した「習慣が10割」の本も別の本にも似たようなことが書かれているとは思います。重要なのは読んだとして行動に移せるかどうかです。
なお、私は習慣化関連の内容は下記の2つを行うことでいいのではと思っています。
(1)年に3個くらいは今までやったことがないことを意識的にする
(2)そのやった中で楽しかったことを続ける。
またルーティンに落とし込むまでやり続ける。
上記を意識的に続けていれば自然に今とは違う考え方や価値観になって成長していると思います。私は、20歳からそのようにして10年以上経ちます。最初は、今まで服装や見た目を意識もしていなかったことから改善していき色々やっていきました。そのおかげで成長できたという実感があります。ちょっとした行動で直ぐに何かが変わるというわけではないですが、その行動の積み重ねが成長させていくと思います。そのため、ここに書いた内容を一つでもいいのでまず行動に移してみてください。続けていけば何かが変わると思います。