「危ない食品 食べてませんか」という本を読んだので、気になった食品添加物についてまとめたいと思います。
目次
食品添加物とは
「食品添加物」とは、食品を調理加工・製造する場合に添加する物質で、保存性や嗜好性を高めたり、栄養を強化する目的で使われます。
着色料、保存料、殺菌剤、酸化防止剤、甘味料、香料などが該当します。
危険性のある食品添加物
①ソルビン酸カリウム
広く使われている保存料。亜硝酸塩と一緒になると発がん性物質となる危険性がある。
②安息香酸
清涼飲料水に使われている保存料。発がん性と変異原性(遺伝子に傷をつける毒性)の危険性がある。
③数字がついた着色料
タール系色素には、発がん性の疑いがある。
④コチニール色素
別名:カルミン色素。 変異原性の恐れがある。
⑤サッカリン
漬物やかまぼこ等の魚肉練り製品に使われる甘味料。かつて禁止されたが再認可され、発がん性の不安がある。
⑥ 亜硝酸塩
ハム、ソーセージ等の発色剤。変異原性の不安があり、また他の添加物と結びつくと発がん性物質を作る。
⑦リン酸塩
多く取ると骨の形成異常を起こし、鉄不足になる
⑧BHA
酸化防止剤。発がん性の危険性
⑨プロピレングリコール
多く取ると赤血球の減少、肝臓・腎臓の障害、染色体異常の原因に。
その他
上記以外にも、食品添加物ではないが「トランス脂肪酸」を多くとると血液中の「悪玉コレステロール」が増え、動脈硬化や心臓疾患の危険性が増すと記載されている。原材料表示にマーガリン、ショートニング、食用植物油が記載されていることに注意し、記載されていても表示順が後ろのほうに表示されているものを選ぶようにともありました。
他の記述では、抗酸化作用のあるビタミンを取る話や食品それぞれのおすすめの食べ方などが記載されています。私がこの本を読んだ感想としては、参考になる部分は多くありますが、栄養素を取れば解毒になるという表現は何かしっくりこない感じではありました。